国産セカンドライフ(Second Life)登場?:Splumeのこと
今期開設の大学院授業「デジタル教材設計論」の最終レポートを、
「最近流行の3D仮想環境を教育に活用するのだとしたら、どういうかたちがあり得るか、実際利用して、提案しなさい」
というものにしようと思っています。その関係で、いろいろと「それ関係」のニュースを見てまわっているのですが、また新しいサービスがでてきましたね。国産Second Lifeというふれこみで、先日、プレスリリースされた「splume:スプリューム」です。先日、ワールドビジネスサテライトでも紹介されたのでご存じの方も多いかと思います。
splume:スプリューム
http://www.splume.com/service/jp/index.html
日本版Second Lifeとなるか? オープンな国産仮想世界「splume」が登場
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20345490,00.htm
いろいろ違いがあるのですが、まず真っ先に言えることは、アバターが可愛い。なんで、アメリカのキャラって、あんなに可愛くないんだろう。
あとは、ユーザーが自分の空間を自分のサーバにもてるらしい。詳しい機構はよくわかんないんだけど・・・これはAPIを公開するってことかな?
ともかく、仮想環境系は、「がっぽり儲けたるでー」と思っている業界の鼻息が荒い人たちが、今、最も注目しているサービスですね。Wiiとか、PS3もそれ風のサービスを展開していくので、さらに競争も激しくなるのではないでしょうか。
僕個人の感覚では、
1)既存のSNSなど、既に大量の会員をもっている組織がベースになること
2)特殊なプラグインなどのインストールが一切必要ないこと
3)操作がめちゃめちゃ簡単でサクサク感があること
がブレイクのポイントかなぁ・・・思っているのですけれども。「自分の空間をもてる」というのは、ビジネスモデルの確立のためには必要なんだけど、一般ユーザーへの訴求ポイントではないような気がする。
まぁ、いいや。どうせ最終レポート課題を決めるのは7月ですので、それまで虎視眈々とニュースをウォッチすることにします。