フツーのアメリカの大学では?
先日、東京大学で「アクティブラーニング」に関するワークショップが開催された。
東京大学 大学総合教育研究センター マイクロソフト先進教育環境寄付研究部門の主催である。
マイクロソフト先進教育環境寄付研究部門
http://www.utmeet.jp/
ワークショップでは、マイクロソフトリサーチのジェーン・プレイさん、ヴァージニア工科大学のジョセフ・トレントさんが登壇し、タブレットPCをどのように教育現場で利用できるか、についてソフトウェアの紹介がなされた。
当日紹介されたソフトウェアのリストは、だいたい下記にある。
タブレットPCの教育利用
http://www.ee.vt.edu/~jgtront/tabletpc
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あとで聞いたところによると、ジョセフさんのつとめるヴァージニア工科大学では、1400名の新入生全員にタブレットPCを購入させ、授業に活用している、のだとか。
「それって、ファカルティのトレーニングをどうしてるの?」
と聞いたら、ジョセフさんはこういっていた。
「それが問題だよ。年間数回ワークショップを開催して、それに出て、授業で使ってくれたら、新品のマシンをあげてるんだ。それがインセンティブだね」
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気になったのはジェーンさんが言っていた一言。
ジェーンさんは、
「アメリカのほとんどの大学の授業は本当に画一的です。一流大学は別ですよ、でも、そういう大学はほんの一握り。ほとんどの大学では、どこの大学でも使っているテキストで、指導案どおりに板書して、生徒はそれを書き写しているだけ。大学教員は、変化を好まない。そんな授業でも変えようなんて思わない」
真偽のほどはわからないけど、ちょっとイメージが違うよね。
確かに、日本から視察にいく大学って、やれ、ハーヴァード、やれ、MIT、やれUC、やれスタンフォードですからね。それ以外の大学の日常については、あまり知られていないけど・・・。
どうなんでしょうか。よーわからんけど。