映画「ラフ」を見た!
映画「ラフ」をビデオで見ました。
・・・うーん、もひとつ。
といいますのは、「話の流れがわからなかった」のです。もしかして、僕の読解能力の欠如のせい、それとも酩酊のせい?
でも、僕のようにマンガを読んだことのない人にとっては、ちょっと脚本の展開が唐突過ぎるのではないかと思います。
話が結構飛ぶのですね。結局、「いつ、亜美がケイスケを好きになったんだろう・・・」。長澤まさみ、あなたは文句なしに可愛い。でも、わかんなかったなぁ。
カミサンいわく
「マンガ全巻から脚本家が好きなシーンだけを集めてつないだように感じる」
僕はマンガは読んだことがないので、真偽のほどは知りませんけれど。
でも、考えたら大変だよねぇ。マンガ全巻を2時間に短縮する必要があるんだから・・・どうしても、アンソロジーになるよねぇ。しゃーない、まー、しゃーない。
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「ラフ」は、あだち充の最高傑作と言われているそうですね。あだち充といいますと、僕が小学生の頃、土曜日?だったか日曜日?だったかに、アニメ「タッチ」が放映されていました。
タッチは話の展開の遅さで有名でした。達也が一球投げた瞬間に回想シーンに入って、そのまま20分。もう30分たって終わっちゃうけどという頃に、話が現実に戻ってきて、キャッチャーミットにボールがズドンと入る、みたいな感じ(笑)。
その手法にすっかりのせられて、家族で毎週楽しみにしていたけどね。
まぁ、いいです。話がそれた。
今度、「ラフ」を大人買いしてみようと思います。何巻あるのかな? そんな暇あるんだか知らないけど。
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追伸.
「読書は仕事のうち」なので、だいたいどんな本でも忍耐強く読むことはできるのですが、下記の本には、悪戦苦闘しています。
断っておきますが大変オモシロイ本です。まず、名前がキャッチーだ。「米国コミュニティにおいて、社会関係資本が20世紀末になって激減していく様子」を調査した大変アカデミックな本なのに、「孤独なボウリング」と名付けるとはね。こりゃ、一本とられた。
個人としてボウリングを愛好する人は減っていないのに、社交としてのボウリング、ボーリングリーグに参加する人がが激減したのはなぜなのかってことですね。「社交としてのボーリングの現象」は社会関係資本が減少する象徴なのです。
ただね、問題は「本の厚み」にある。600ページをゆうに超える大著なのですね。何ページ読んでも終わらない・・・たとえ「枕」にしたとしても「首を寝違えてしまうほど」の厚さですね。嗚呼。