「誰」が助けてくれるのか?:オンライン教育のメンタリング
「世はインターネット時代」というけれど、遠隔で動機を維持しながら学ぶことって、やっぱり難しい。
だから、オンライン教育には、「遠隔で学習者の相談にのってくれる人=メンター」が不可欠である、と言われている。
このメンターに関して、先日、T大学のY君に、こんな話を聞いた。
オンライン教育を提供している英国オープンユニバーシティでは(日本でいえば放送大学?)、オンライン教育のメンターには、異性をつけるのだという。
男性の学習者には、異性のメンターを。女性の学習者には、男性のメンターを。その方が、メンターへの学習相談が増し、結果として学習継続率が向上するのだそうだ。男性ばかりでなく、女性の学習者の場合も。
学習理論云々で説明できる話ではない。でも、人間とは、そういうものなのだから仕方がない。
「誰」が助けてくれるかは、一見些末な問いのように思われるかもしれないけど、とても重要である。
投稿者 jun : 2007年3月25日 10:35
【前の記事へ移動: 国産セカンドライフ(Second Life)登場?:Splumeのこと ...】【次の記事へ移動: オーガニックレストラン「みどりえ」からお取り寄せ 】