パワーポイントで研究計画?
先日、ある大学の先生から、こんな話を聞いた。
”パワーポイントを使って大学院生が研究発表するようになると、内容が薄くなる。箇条書きでキーワードを並べるだけになったり、ちゃんとした研究計画、論理展開ができていないのに、スライドをパッパッと変えることで、誤魔化してしまうことができるから。
見ている教員の方も、分かっていないんだけど、分かった気にさせられてしまう(笑)。やはり研究計画はワードで文章で書くべきだよ”
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この問題、言われてみると、「なるほど、さもありなん」と思った。僕自分は「研究計画は文章で書く派」なので、全く気づかなかったけれどね・・・。
パワーポイントは「枠の大きさ」が限られているので、そんなに多くの文字が書けない。故に、本当は細かい議論をしなくてはいけない部分を、すべてomitしつつ、「雰囲気」で研究計画を語るようになる可能性がある。
実際、僕自身が研究計画をたてるのだとしたら、「パワーポイントを使って箇条書きで研究計画を書く方」が、「ワードなどで文章で書く」よりもよっぽど楽であろう、と思われる。
もちろん、慣れてくれば、どちらのツールでもOKなのだろうけど、研究計画を立てたことがないうちは、面倒くさくても文章で綴ることが重要なのではないか、と思った。
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中原研究室は「研究計画はワードで文章で書く」を方針にしようと思う。