子どもの成長は、リセットも、リプレイもない
とうとう親子3人になった。
ここ1ヶ月半は、妻の実家にお世話になっていたのだけれども、ようやくタクと親子3人で暮らすことになった。
タクの成長を見守れることは喜びであるけれど、不安といえば、不安がないわけではない。僕たちのように、夫婦両方が地方出身者である場合は、困ったときに誰も助けてくれる人はいない。
普段何も問題がないときは、まだいい。ただ、病気をしたとき、それに僕の出張が重なったときなどは、いったいどうなるのだろう、と思う。さらに妻が仕事に復帰したあとは・・・。
ただ、もう何とかかんとか、愉快に生活していく他はない。僕らには、それができる。そう自分たちを勇気づける。
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ここ1週間でタクにおこった変化は下記のとおり。
・僕や妻の姿を目で追うようになった
・僕や妻が顔をのぞき込むと笑うようになった
・夜は12時から7時あたりまで寝るようになった
・夕方に、なぜかグズルことが多い
・指しゃぶりが多くなってきた
・屁の圧力がすごい。思わずこのまま
空を飛ぶんじゃないかと思ってしまう。
もし飛んだら、「世界びっくり人間大賞」
にエントリーしようと思う。
・夕方、もっともクソ忙しい時間にウンコをする。
もはやリキッド型ウンコではない。
むしろペースト状。においは変わらず。
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子育て支援ツールとして、電動スイング器をレンタルした。ここに寝かせておくと、寝てしまうというシロモノだけど、タクには効くだろうか。
数日つかった感じでは、あんまり効いていないような気もする。今のところ、反応には再現性がないため、効果を見極めるのが難しい。
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それにしても、タクと過ごしていると・・・というか、彼をケアしていると、1日がたつのはあっという間だ。上から飲ませれば、下からでる。たとえば、今日は2時間に6回もおむつを替えた。
肉体的にも、精神的にも結構タフな作業である。イヴァン・イリッチ風にいうならば、これこそが、いわゆるシャドウワーク(shadow work)そのものなのだろう。
子どもというのは、親の時間やパワーを、チューチューと吸い取りながら、大きくなるのだなぁ
と実感する。
かつては、僕もカミサンもそうだった。僕たちは、自分たちの親の時間とパワーを吸い取って、ここまで大きくなった。
「子育てをするようになったら、自分たちの親に対する見方が変わる」と言われことがあったけど、それは正しいなぁと思う。
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ともかく・・・明日はまた来る
子どもの成長は、リセットも、リプレイもない。