君は京都を知っているか?:麻生圭子著「東京育ちの京都案内」
突然ですが、「京都」に関する問題です。
「○」か「×」か?
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1.京都御所の右にあるのが右京、左にあるのが左京である
2.祇園祭は、舞妓さんたちの住む地域の祭りである
3.「丸竹夷に押御池 姉三六角蛸錦 四綾物高松万五条」とは、京都の人々が歌いついできた子守歌である
4.京都に原子爆弾が投下されなかったのは、アメリカの日本文化に対する配慮のためである
5.京都の人は、「おばんざい」という言葉を、あまり使わない
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いかがですか? どのくらいわかりましたか?
麻生圭子著「東京育ちの京都案内」(文春文庫)を読みました。結婚と同時に京都に移り住んだエッセイスト、作詞家の麻生さんが、普段着の言葉で、京都での生活を綴っています。
京都には年間で4000万人が訪れるそうです。4000万だよ、4000万。
でも、京都に訪れる人は、観光地としての京都のことはガイドブックで知っていても、京都の生活、京都人の気質についてはほとんど知りません。
ちなみに、先ほどの問題、僕は何一つわかりませんでした。公私含めると、僕京都には年間で10回はいくと思うのですけれども。僕の中の「京都」は「京都大学のある京都」や「そうだ、京都へ行こう」以上のものではない、ということがよくわかりました。
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余談ですが、京都人の東京に対する複雑な思いも、何となくわかりました。北海道生まれの僕からすれば、「どっちも内地、ハイ、以上」という感じですけど、複雑なのね・・・失礼しました。
ともかく、とても興味深く読むことができました。昨日はアメリカのことを書いたけれど、京都も一筋縄じゃあいかないですね。
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追伸.
昨日、世にも珍しい「フライングウンコ」を見ました。愚息から、ブツが放物線を描き、ベビーベッドの手すりをこえ、カミサンの足にビチャリと落ちました。
カミサン、ふたたびハニワ顔です。アンタ、精進が悪いから、いつも、そんな目にあうんだよ、ケケケ(笑)。
このところ、いつもウンコネタばかり書いていますが、新生児をケアする日常とは、そういうものなのです。ご容赦を。