こんな願いを込めてみた・・・:育児する教育学者

 第一子誕生から早いもので、昨日でちょうど2週間になりました。

 最近、よく

「お名前はなんとつけたのですか?」

 と聞かれるので、その由来を。この上なくプライベートなことで、ほとんどの方には、何の役にも立たないと思いますが、どうぞご容赦下さい。

 我が子には「タク:TAKU」という名前をつけました。TAKUには3つの意味をこめました。

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■日本語:匠な人

 文字通り「匠=ワザ」をもった「人」という意味です。何でもいいから「ワザ」をもち「代替可能性のない人」になってほしい、という1つめの願いです。

■ドイツ語:Takt

 TAKUはドイツ語で「指揮・指揮棒」の意味があります。ここぞという時には、リーダーシップを発揮できる人になって欲しい、という2つめの願いです。

■英語:Tact

 TAKUは英語で「機転」という意味です。空気を読んで、機転がきかせる人間になって欲しい、という3つめの願いです。

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 この場におよんで3つも願いを込めるとは、親バカ+名前負けの見本かもしれません。が、元来、親とは、そういうものなのだから仕方がありません。

 最近は少しずつですが、成長してきているようです。それは「今まで見ていたもの」を一つずつ失っていくプロセスでもある、カミサンは言います。

 たとえば、今まで「えへっ、えへっ、えへっ」と女の子のように泣いていたのに、それが、だんだんと力強く、そして太くなっていく。

 まぁ、男の子らしく成長した、といえばそれまでよ、なのですが、親としては少し寂しさを感じたりするものです。

 ともかく、今日は「検診」の日です。
 嗚呼、早いものです。