ニンテンドーDSと美術館
去年、僕は「某科学館の携帯型展示ナビゲーションシステムの評価」のプロジェクトを、何人かの方々と実施したことがあります。で、下記の興味をもちました。国立西洋美術館で、下記のようなトライアルをするようです。
国立西洋美術館でニンテンドーDSやワンセグ携帯を利用したトライアル
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/15977.html?ref=rss
ニンテンドーDSを活用した展示ナビゲーションでは、京都嵐山の時雨殿が有名です。ここでは、百人一首の成り立ち、知識についてニンテンドーDSを活用して学ぶことができます。僕も春に行って体験しました。
時雨殿
http://www.shigureden.com/
美術館のIT活用という観点では、「展示物に加えた補助的な情報の提示手段」ということで、モバイルメディアを活用する、というかたちが一番注目されているようです。
でも、これ、体験してみるとわかるけど、実際の展示物とモバイルメディアから提供される情報が、あまりにもToo muchでアップアップになっちゃう傾向もあります。
時雨殿は、ニンテンドーDSを使って行うアクティビティが、ゲームが中心になっています(それ以外もあるよ)。なので、あまりアップアップ感はありません。
もし万が一自分が設計者だったら、どんなオモシロイ使い方ができるだろうか・・・。
職業柄、そういうことをいつも考えます。でも、まだ僕に答えはありません。なんか、いい案ないかね。
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