ブログのアクセス数を増やす:地味ログのススメ
「中原さん、ブログでアクセス数を伸ばすにはどーすりゃいいんですか」
ある学生さんに聞かれました。
うーん、これは難しい問いだね。オラ、悩んじゃう。つーか、これがわかんだったら、専門のコンサルとしてメシ食えんじゃねーの。
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僕はWebで日記をつけて8年になります。
「オマエ、暇だなー」
と言われそうだけど、そうだね、暇なのかもね(笑)。でも、その経験からいうと、唯一正しいだろうな、と思う答えは、「自分の言葉で、地道に、地味に、書き続けること」かな、と思います。
「なんじゃ、その月並みな答えは。さんざんジラシて、それが答えかい」
と怒られそうだけど、しゃーねーだろ、それしかないと思うんだよね。地味にさ、地道にさ。
「自分が最も快いと思う言葉」で、時には難しく、今日は疲れたなーと思う日は、しょーもないことを書き殴る。少なくとも商用ベースのブログじゃないんだったら、唯一正しい答えは、それしかないんじゃない、と思います。
「まー、アクセス数ねらって書いてるわけじゃねーしな、見たい人はみてちょ」くらいの「適当さ」「いい加減さ」が必要ではないでしょうか。
カッコつけてると、疲れちまうぜ。世にいいますね、「90%のブログは3ヶ月以内で終わる」と。絶対無理すると、そーなんのよ。
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そりゃ、いくつかテクニックはあります。
たとえばね、今、僕のブログは最高で1日1万人、平均6000人の人が毎日見てくれています。でも、タイトルの付け方によって、同じ事を書いていても、全然アクセス数が違います。プラスマイナス20%は違うのではないでしょうか、感覚的には。
コツは、文学理論でいうと、ロシアフォルマリズムの「異化」でしょうか。異化とは、「あたりまえのものを見慣れないものにすること」。それが文学の本質なのですね。
例えば、下記のような感じ。アクセス数があがるタイトルと、ダメなものをあげてみましょう。
手術を受けにバケーションでタイに行って来ます? (○)
メディカルツーリズム (×)
肉が焼けるのも待てない日本人 (○)
日本人のマナー違反(×)
この差、わかりますでしょうか。どちらのタイトルでも、同じ内容をかけるけどさ。なんか、ちょっと上の方が「なんじゃこりゃ度」が高くって、「読みたい度」がそれに連動してあがりませんか?
このタイトルの工夫だけで、20%はアクセス数が違います。いや、ホントだって。
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次はね、タイミングってのが重要です。
たとえば、今日、「功名が辻」をやりますね。あなたが番組を見て、感想をblogに核のなら、その番組が終わってすぐがいいでしょう。それから数時間のうちに、功名が辻をネットで検索する人が増えます。
まぁ、あとは、SEO(Site Engine Optimization)とか、いろいろテクニックがあるのですが、僕はあまり意識していません。
あのね、「テクニックは所詮ドーピングみたいなものです」。ドーピングよ、ドーピング。
たとえば、何度も何度も、タイトルに奇をてらっていると、だんだん、飽きてくるのね。
「またコイツ、こんなすかしたタイトルつけやがって・・・ちっ、またおもしろくねーじゃねーか」
って感じでさ、それに慣れちゃうんです(オレのブログのことか)。だから、一時的にはアクセス数があがるのだけれども、長続きはしないのではないでしょうか。
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つーことで、ブログは地味に、だけど毎日更新。「地味ログ」がいいんじゃないかな、と思います。まぁ、他にもいろいろテクあんのかもしれないけれど。もしどなたかコツがあったら、教えて下さい。