右肩下がりの日本の教育予算?

 林さん@東京大学大学院M0(エムゼロ・来年、修士課程に進学する方のこと)が、日本の教育予算をグラフ化なさっている。

減っていく日本の教育予算
http://rin.typepad.jp/edu/2006/10/post_513c.html

 ここ数年のあいだに、日本の教育予算が減少していることが一目瞭然である。

 もちろん林さんも述べているように、「教育問題の噴出」と「予算削減」を安易に因果関係で結ぶことには禁欲的にならなければならないことは当然のことである。

 が、このように減少している理由はどのようなところにあるのか、は興味深い。専門でないので、僕は知らない。少子化のせい? 義務教育費国庫負担金の削減のせい? 教育行政学、教育経済が専門の方にぜひ、お聞きしたいところではある。

 ちなみに、同僚の両角先生にお聞きした情報によると、フィンランドは、初等教育、中等教育、高等教育の3つの教育段階のうちで、とくに中等教育段階にかなりお金をかけているのだそうだ。「フィンランドの教育予算は、右肩あがり」という情報にプラスして考えると、モシロイ結果がえられるかも?

 いやー、教育にはお金がかかる。