機種変とオンデマンドプリンティング
昨日は総務省主催の「ユビキタスラーニング推進協議会」が開催された。この協議会では、毎回、いくつかの企業にm-learning等に関するご発表をいただいている。昨日はビズコムジャパン、関西ビジネスインフォメーションという企業の方々に、プレゼンを行っていただいた。
ビズコムジャパン
http://www.bizcom.co.jp/
関西ビジネスインフォメーション
http://www.kbinfo.co.jp/
ビズコムジャパンさんのご発表で印象深かったのは、ある調査結果。某大学と共同で500名の学生を対象にして、携帯電話の利用に関して調べた。結果の一部は下記のとおり。
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56%の学生が1年以内に携帯電話の機種変更を行う
85%の学生が2年以内に携帯電話の機種変更を行う
86%の学生がパケットの割引サービスを利用している
85%の学生は、音声通話が1日10回以下
91%の学生は、携帯メールをパソコンメールよりも用いる
80%の学生が携帯電話で学習することに興味がある
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へぇー。
だいたいは、日々の学生さんの挙動を見ていたら予想がつくけれど、みんなそんなに機種変をしているのだ、と驚いた。2年たてば、大部分の学生さんが新しい携帯電話を使っているっていうことね。
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関西インフォメーションサービスさんのご発表で、もっとも興味をもったのは、携帯電話で学習した結果や解説を、オンデマンドで紙媒体出力してしまうサービス。PDAファイルとして結果や解説がまとめられ、PCのメールに送信されるらしい。
以前、僕らの研究では大人の半数以上が、学習媒体として携帯電話よりも紙を重視する、と答えている。こういう付加サービスは、m-learningへの心理的抵抗を下げるのかも、と思った。あと、これ、ちゃんと実験計画をたてて評価すれば、オモシロイ研究ができそうな気もするのだけれども。
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次回の協議会は、12月。