苦いお酒
今日はお台場で講演をした。結構、準備はしていったのだけれども、あまりうまく話すことができなかったように思う。思いつく原因はいくつかある。
【内的要因】
1) いくつかのスライドのワーディングが悪かった
2) 時間の配分を間違えた
3) 繰り返しのスライドがあってクドかった
4) 参加者に指名するためのマイクを忘れた
【外的要因】
1) 僕はプレゼンで必ず参加者にディスカッション
を求めるのだが、会場が広く、参加者の間に
距離があり、議論がなかなかできなかった
2) ディスカッションを求める参加者へのインス
トラクションが明確さを欠いており、イケて
なかった
ざっと考えるにこんなところだろうか。これらの要因が重なり、焦っちゃった結果として、さらに、いくつかのミスを重ねてしまった。修行がたらん、たらん、たらん。
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研究者の間でよく知られている言葉に、
Publish or die
というものがある。「論文を書くこと」の重要性を述べたものであるが、僕らの研究領域では、
Presentaion or die?
Demo or die
ということもよく言われる。研究成果の発表、講演、プレゼンテーション、デモも論文と同じくらい重要なことなのだ。
ちなみに、僕個人としては、プレゼンは「舞台」であると思っている。そして、僕も職業研究者である以上、そこにはプロフェッショナリティをもって仕事をしたいと思っている(あくまで僕はそう思うという話。いろいろな考えがあると思いますので、他の人は知りません)。
しかしながら、どんなに準備をしても、ダメなときはダメなのがプレゼンである。今日の僕は、何か言葉にできないんだけど、あまりうまくいかなかった・・・。もうダメポ。
蓋し、プレゼンテーションとは「生き物」だ。呼吸、間合い、タイミング、ひとつが狂えばボタンを掛け違えてしまう。どこで何を掛け違えたのか、ひとつひとつ反省するしかない。
いやー、難しい。
今日の酒は苦いなぁ・・・。
次こそ、リベンジだな、リベンジ。