ノートパソコンと一張羅English
最近、Thinkpad(ノートパソコン)のバッテリーの寿命があまりに短いので、もっと長時間の使用に耐えられるPanasonicにマシンに乗り換えようかなぁと画策していた・・・。
が、しばらくのあいだ考え直してやめた。
確かにPanasonicのマシンは使い方によっては10時間くらい電池がもつ。ということは、東京 - サンフランシスコ間くらいはずっと仕事が「できる」ことになる。
でも、そういうことになると、今はリラックスして休んでいる移動の時間まで、仕事を「しなければならない」ことになってしまいそうな気がする。
「移動中でも仕事ができるから、あとにまわそう」という風に、僕は心が弱いので、そういう仕事の組み方をしてしまいそうな気がする。
「宵越しの金はもたないこと」を誇りにする江戸っ子ではないけれど、「てやんでー、ただ働きづめに働いているやつほど、つまんねーものはねぇ」と、人はいう。
休むときは休む。仕事をするときは仕事をする。そういうメリハリが必要だ。
僕は心が弱いので、そういう便利ツールを手に入れると、今よりさらに、「メリ」も「ハリ」も「クソ」も「ヘッタクリ」もないような生活をしてしまいそうだ。そうなれば、今より、僕は疲れた顔をするようになるだろう。
だからやめる。
便利を拒否することも、時に必要なことである、と思う。
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先日、イギリス人と話していて、つくづく思った。僕の英語は、本当に「一張羅English」である。ジャケットなど、いつも同じものを着ている、という意味の一張羅(いっちょうら)。
時と場合に応じて、単語を言い換えたりするのではなく、いつも「Make」「Get」「Give」など、中学生で習うような単語を使って、同じ言い回しを何度も何度も繰り返している。
かろうじて意味はつうじるんだろうけど、きっと変に聞こえてるんだろうな、と思う。「バカのひとつ覚え」というんだろうか。
まぁ、でも、これは致し方ない部分も多々ある。それより自信を失う方が深刻なので、よしとしようか・・・。
一張羅か・・・たまにはウィットのあふれる、気の利いた台詞も言ってみたいんだけどなぁ・・・。