教師教育の「穴」!?

最近、いろいろな場所でこんなことを聞かれます。

「中原さん、ちょっと教えて欲しいのですが、若手教師をどのように育成するべきかって、いう研究はありますか?」

 おそらく、団塊世代の大量退職&若手の大量採用を前に、いろいろなところで、若手教員育成のメソッドに対する関心が高まっているのだと思います。

 これに対する答えは、「残念ながらあまり多くはしりません」なんですがね・・・。お役にたてませんですみません。ですが、今日、教育学研究科で教師を研究しているS君に聞いたら、やはり「あまりないんじゃないんですか」とのこと。やっぱり「穴」なのかなぁ。

 S君は、最近の教師教育についてまとめた本を教えてくれました。ちょっと読んでみようと思いますけども。John Bransfordらが編者に加わった本。

Preparing Teachers for a Changing World
http://www.amazon.com/gp/product/0787974641/sr=8-1/qid=1148008656/ref=sr_1_1/002-6773878-4997637?%5Fencoding=UTF8

 それにしても、読んでみたいけど、時間がねーなー。誰か読んだことのある人がいたら、教えてくれないかなぁ・・・正直。