北大路魯山人
先日、平野雅章著「魯山人 もてなしの神髄」を読みました。もてなし(ホスピタリティ)という言葉に興味をもって。
下記は印象的だった言葉。
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魯山人は新鮮でよい素材を手に入れるためには金と労力を惜しまなかった。
いわく、「料理は素材が八、料理人の腕が二、素材がよければ、すでに料理は完成したも同然だ」
(中略)
「素材を生かし切るためには素材の声を聞かなければならない。いまの時季は自分を食べてくれ、と素材が叫んでる。それに耳を傾けろ」
これが魯山人の第一の料理の信条なのである。
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素材が叫んでる! ステキな言葉ですね。きっと、その素材の叫びは、聞こえる料理人と聞こえない人がいるんでしょうね。
声なき声を聞け!