大学職員、変革の時代
現在、僕は、一日にだいたい400個くらいのブログを<見る>ようにしています。
まずは朝起きて新聞を広げ、通読しますね・・・紅茶を飲みながら。それが終わって一息ついたら、コンピュータの前にすわりブログを読みはじめるわけです。これが僕の朝の日課になってからもう数年がたつでしょうか。
もちろん、何もすべての内容を読むわけではありません。そこまで暇ちゃうで。見出しと出だしの数行を読んで、関係ないと思ったら、それ以上は読みません。
僕のブログリストには、「この人は感度がよい人だ」と僕自身が判断した人のブログが登録されています(もちろんあくまで僕の独断と偏見)。
登録されているのは教育関係のブログだけではありません。文学、経済、経営、心理、教育、医学、デザイン、工学、エログロ!?まで様々な領域の人たちのブログが登録されているんです。
これらの人たちが日々見聞きしたこと、読んだ本、感銘を受けた言葉やニュースは、かなり僕自身にとっても、ムムムとうなることが多い。特に本はね・・・誰かが紹介している本でよさそうなものがあったら、すぐに発注します。
日々忙殺されているので第一次情報になかなかあたれない分、ブログというフィルタを通して、情報を選別しているということになるのでしょうか。もちろん、詳細を知りたいと思ったときには、自分で一次情報に当たるようにしていますけど。
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最近、僕のブログリストにつづけて加わっているものに、大学職員の方々の書くブログがあります。彼らの書くブログは、とても感度がよく、大学のことに関するニュースだと、キャッチアップするのが最もはやいんですね。すごく参考になります。
言いたいことを言いまくっている大学教員(ワタクシメも含む)のそれより、記事は正確で的確であるように思います。とても重宝しています。
たとえば大学職員さんのブログには、下記のようなものがありますね。
僕の職場は大学キャンパス
http://blog.livedoor.jp/shiki01/
大学職員.NET
http://blog.university-staff.net/
一昔前まで、大学職員と言えば、下記のような一部の職員のことが、たびたび問題になりました。もちろん、こういうのは一部の大学職員の事例ですが、少なくとも、大学職員のイメージは、そうよいものではなかったと思うのです(大学教員のイメージも悪いですけどね・・・)。
事務が事務の機能をはたさない
http://ameblo.jp/sphinx/entry-10011112581.html
だけれど、法人化、少子化などいろいろな社会変革が重なって、最近は、職能の高度化・専門化が叫ばれるようになりました。
たとえば、下記の大学の「DataWare house」は、とってもよい例ですね。こういう専門職員が求められているのですね、それぞれの部門で。
アメリカの大学事情
http://ameblo.jp/yanatake/entry-10010983532.html
高度化・専門化が叫ばれる中で、感度の良い大学職員の方々は、インターネットを使って、様々なコミュニティをつくっておられるようです。僕も詳細は知りませんが、こんなようなものもあるようですね。
大学職員若手勉強会
http://banner.meganebu.com/~greenhorn-net/index.html
大学職員NETWORK
http://sns.university-staff.net/normal.php?p=login_do_login
いずれにしても、これまで大学の中で閉じられていた人々の交流、学内でコンサマトリーに消費されていた情報、インターネットによって「つながり」はじめたということでしょうか。
大学以外のあらゆる業界が過去10年に経験したのと同じように、この波に「乗れる人たち」と、「乗れない人たち」の間の格差、あるいは、「自分を高めようとする人たち」と、「定年まで平々凡々と生きていきたい」どんどん開いていくようになるのでしょうね。
大学激変の時代と言われます。大学教員の世界、研究の様子もずいぶんと変わってきました。
大学職員も変わるのでしょうか。・・・否、もう既に感度の良い人たちは、変わり続けているのですね。
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