皇帝ペンギン

 映画「皇帝ペンギン」を見ました。
 本当に、過酷だよねぇ、ペンギンは。なんだか柔らかそうな毛並みをしていて、可愛いのにねぇ・・・彼らの子育ては過酷すぎるよねぇ。

 産まれたばかりの卵を抱いて、お父さんペンギンは4ヶ月も食べないで、黙ってブリザードの中を耐える。お母さんペンギンは子どもにあげる魚をとりに、遠いところにある海にでかける。
 その間、息絶えてしまうお父さんもいるし、アザラシに食べられちゃうお母さんもいる。

 過酷すぎる生活条件ですよ、どうしてあのクソ寒さで生きていけるのか、不思議でたまらん。あのねぇ、これはね、労働組合とかを作って、戦った方がいいね。「生活改善を求めて一致団結!、ペン権(ペンギンの権利:人権みたいなもの!?)を守れ!」って感じで。
 誰と戦うことになるのか、僕は、知らないけれど。

 あと、一匹くらいいないのかね、「うーん、もう寒いし、ハラも減ったし、まーしゃーないで、しゃーない」っていう感じで、子育てを放棄しちゃう、「ふとどき」なペンギンは。人間の世界なら、いそうだけどね。

 炎天下の車内に子どもを残して、「パチンコ」しちゃって、あわや大惨事とかあるくらいだから。こないだ行ったカラオケボックスでは、夜の11時に半分寝ている子どもをつれて歌っているヤ○キー夫婦がいたぞ。まー、どうしょもないね。アホちゃうか。

 「皇帝ペンギン」 - 子育てというものがもつ、「すさまじさ」を知りました。