貧乏ビジネス
今回のカナダ出張のフライトは、行きも帰りも「貧乏ビジネス」だった。
「貧乏ビジネス」とは、言うまでもなく、僕の造語である。
エコノミークラスに搭乗しているとき、隣の座席が空席である場合、その空席分を自分のものとして使える場合をいう。
この場合、座席2個を自分のものとして使えるわけだから、席幅は2倍。まぁ、ビジネスクラスのそれと同等だ。エコノミークラス料金で、ビジネスクラスなみの席幅を利用出来るので、「貧乏ビジネス」とよんでいる。
寝ようと思えば、なんとか座席2つに縦に寝ることもできる。僕の場合はカラダが大きいので、ちょっと背骨がクニャッとなって、無理があるのだけれども、まぁ、横になることは可能である(座席2個で眠れる人はとても羨ましい)。
ちなみに、座席4個を自分だけで専有出来ちゃう場合を、「貧乏ファースト」とよぶ。この場合、ほとんどベッドのような感覚で、横になることもできる。
僕は「ファーストクラス」には乗ったことはないのだけれど、たぶん、こんな感覚がファーストなんじゃないかな、と想像している。
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今年からANAのルールがちょっと変わって、正規のエコノミー料金を払った人じゃないと、ビジネスクラスにアップグレードができなくなってしまった。
今までは、格安航空券でもアップグレード券を使ったり、シコシコためたマイルを使ったりして、ビジネスクラスに搭乗出来たのだけれども、それができなくなってしまったのだという(実はこのことあ自分で確認したわけじゃない・・・みんながそういっている)。
このルールが失われた今、どうやら、僕には生涯「貧乏ビジネス」しか縁がなさそうだ。
「貧乏ビジネス」で強く生きるのだ