秋の味覚とボストン同窓会、そしてOne more thing...「職場学習論」が刊行されました!
週末の話題。
まず2週間前・・・すなわち先々週末。
三浦半島に「みかん狩り」「いもほり」にでかけました。「食欲の秋」ということで。出かけたのは「津久井浜農園」というところ。ひとつの農園で、みかんも、さつまいも、も掘ることができます。
さつまいもは、下記のように、とても大きなものがたくさんでてきました。
ちょっと「でかすぎ」ないか(笑)
「少し大味だろうな」と思っていたけど、カミサンが調理してみると、杞憂でした。ふつーのさつまいもと変わらず、おいしくいただきました。
帰りは、三崎港にある「まるいち食堂」によりました。ここは「魚屋」さんに併設された食堂です。魚やで魚を選んで、数百円の手数料で、食堂で調理してくれます。
まるいち食堂
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1406/A140603/14012378/
我々は、刺身盛り合わせ2人前、キンメの煮つけ、たこぶつ、などを食べました。刺身はどれもうまかった。まぐろ、いかは特に。さすが、三崎港。
帰りは、魚屋さんでお買いもの。あじの開きと、夕食用に松輪サバ・イカなどを買って帰りました。どれも、身があつく、しっかりとした味でした。
三浦半島いいね、素晴らしい。
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一週たって、先週末。
先週末は、2004年、ボストン留学当時、Harvard や MITで学んでいたり、研究していた方々と同窓会と称してお逢いしました。
当時Harvardに留学していた京都大学の田口真奈さん、MITにいたSさんとその旦那さん、BUにいたMさん夫+harvardにいらっしゃったMさん奥さん、そしてMITにいた僕とカミサンです。
あれから6年・・・光陰矢のごとしでしたが、我が家を含め、子どもができた人もいて、お逢いしたのが「鉄道博物館」だったこともあり(笑)、まぁ、全くゆっくり話す暇はなかったけど(笑)、とても懐かしい一瞬でした。
それにしても、もう、6年です。あの頃の僕は、フルブライトスカラーシップを得て、アメリカで、「箸がころんでも愉しい」と感じるような知的にエキサイティングな生活をしていました。
同じラボで同室だったジュディや、仲良くしてくれたセンベンさんが取り組んでいたTEALという協調学習用学習空間のことを調べて、何とか、これを日本の大学にTransferできないか、と考えたり、OCWのチームにヒアリングを試み、やがて日本にも訪れるであろうOpen Educationの胎動を感じていました。
また一方で、自分の研究分野を、経営学習(Management Learning)、職場学習(Workplace learning)の領域にスライドするための準備をしていました。
嗚呼、時間の流れは、あまりに速いものです。「ブレーキのないジェットコースター」に乗って疾走してきたかのように感じます。嗚呼、これから6年も、そんな時間感覚なのでしょうか。
それでも、人生は続く。
今週も「疾走」します、、、というか、せざるを得ません(泣)。
(2004年 MIT、ラボにて)
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And one more thing...
(あっ、それと、もうひとつニュースがあるんだ:ジョブスのマネ)
ついに、でただよ・・・。
でるぞ、でるぞ、でるぞ、と言い続けて苦節半年!(笑)。
ついに著書「職場学習論」が、東京大学出版会から刊行されました。
(AMAZONでは11月5日から発売でございます)
「職場学習論」は、我が国の主要企業の「職場」において、ホワイトカラー若手中核人材が、どのように業務能力を向上させるのかについて、定量的かつ定性的なデータを重ね合わせつつ探求した書籍です。
職場の能力向上を考える上で、ロバストな二軸といえば、「仕事」と「他者」ですね。前者においては「仕事を通して、いかに能力を向上させるか」が探求され、後者の観点からは「上司や先輩等の他社からの薫陶や支援を通じた能力向上」が焦点化されます。
「職場学習論」では、特に後者の観点から、日本企業の若手中核人材にスポットライトをあて、彼らが「他者からの様々なかたちでの業務支援」や、「他者とのコミュニケーション」を通じて、どのような能力を向上させているのかを探求しています。まず第一に、経験学習、組織学習、組織社会化等の関連する理論を概観し、その理論的位置づけを考察し、各種の定量データ、定性データをブリコラージュしつつ、能力向上のメカニズムにアプローチすることを試みています。
本書は「専門書」ですので、必ずしも記述は平易ではありません。ですが「企業内人材育成入門」には触れられていない、ここ5年間の研究知見がまとめられています。もしご興味がありましたら、ぜひ手にとっていただけると幸いです。
最後になりますが、本書で用いた定量データは、ここ数年、僕が参加した共同研究(ダイヤモンド社、富士ゼロックス総合教育研究所、神戸大学の松尾睦先生などとの)で取得したデータであり、本書を執筆するにあたり、僕が再分析・追加分析を試み、新たなモデル構築を試みています。
特にデータの利用の許諾、および、試読・チェックなどをしてくださったダイヤモンド社の永田さん、神戸大学の松尾先生、富士ゼロックス総合教育研究所の坂本さんに、心より御礼申し上げます。
また、出版まで筆者を励まし続けてくれた、東京大学出版会の木村さん、後藤さん、そして出版のきっかけを与えてくれた東京大学出版会・前理事長であり、僕の勤務する大学総合教育研究センターの前・センター長であった岡本和夫先生に、この場を借りて深く感謝します。ありがとうございました!
次回作は、ここ数年以内に「経営学習論(management Learning)」をなるべく早くまとめたいと感じています。
そして人生は続く。
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■2010年10月31日 中原Twitter
- 21:16 BS NHK ショパン生誕200年特集 ノクターンを聴いている
- 17:14 自ら考えること、すなわち「学習」をなすには、最低限の知識と思考経験が必要です。これを行うのが「教育」の役割かと思います > 自己RT いわゆる「思考停止」ですね。>「人は、教えてもらえると思った瞬間、"考えないスイッチ"が入る」佐伯胖先生の言葉 RT @tomokihirano
- 17:11 いわゆる「思考停止」ですね。>「人は、教えてもらえると思った瞬間、"考えないスイッチ"が入る」RT @tomokihirano 人は、教えてもらえると思った瞬間「考えないスイッチ」が入る、という佐伯胖先生の言葉
- 10:25 日本人であろうとなかろうと、留学中は、なるべく様々な方々にお会いして、お話しするようにしていました。その時の縁が、のちのち、他の縁につながります。Have fun ! RT @Azuchannel1: ますますボストンで留学していることの大きさを感じます!
- 09:57 ボストン留学時、MIT、Harvardなどで同時期に学び、研究していた田口さん、桑原さん、西枝海さんらとあうために、一路、高速で北へ。
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■2010年10月30日 中原Twitter
- 17:26 「龍馬伝はプログレッシブカメラ(30p)で撮ってるから、あーいう映像になる」とカミサンが言うので、調べてみた。なるほど、焦点が1点にあわさって、他はボケる こちらは5D http://ow.ly/31RmB。かっこいいね。これにセピアフィルタかな?
- 17:12 台風の目、リアル RT @t_mochizuki: まだ横浜では見えないと思うが QT @yuji_okada: うぉ〜っ!台風の目だぁ! http://twitpic.com/324s2i
- 07:56 ブログ更新。大人の学びの可能性: 自分で、自分自身と他者が学べる場をデザインする。 http://ow.ly/31LkP
投稿者 jun : 2010年11月 1日 06:51