青山で来学期の授業を考えてみた!

 日々、あまりに充実した忙すぎる毎日、、、ていうか、もう少し暇でもいいんじゃねー的毎日を過ごしています。嗚呼。

 今日は、冬学期に東京大学駒場キャンパス学部生に出講する授業「メディアクリエィションワークショップ」の打ち合わせに、青山学院大学にお邪魔しました。

 この授業では、

 1)現代のメディア環境を理解し、
 2)学生がグループになって、何かを取材し、
 3)コンテンツを作成・配信する

 という一連のプロセスを取り扱いたいと思っています。

 僕の所属する東京大学 大学総合教育研究センター(TREEオフィス)が中心になって、東京大学 教養学部教養教育高度化機構の支援を受けて実施されるカリキュラムです。

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 青山学院大学には、青山学院コミュティラボという文化創造・情報発信のためのスタジオがあり、そこにはNHKのサテライトスタジオなども設置されています。
 このコミュニティラボは、僕が、いつもお世話になっているテレビディレクターの大房さんが、メディアコンテンツの作成に関する学部授業をやっておられますので、今日はそちらを教養学部の先生方と見学に向かいました。

青山コミュニティラボ

http://www.sccs.aoyama.ac.jp/acl.html

 ここでは、大房さんの担当する放送ラボの他に、イベントに関するラボなどがあり、総合文化政策学部の学生さんたちが、様々なメディアクリエイション活動に取り組んでおられました。僕が訪問したときは、USTで中継をしている人、番組をつくっている人、イベントの立込をしている学生さんなどがいました。
 自称「ラーニングイベンター」の僕としては、これらの活動が面白くてしゃーなかった。なるほど、こういうのもありだよね。たくさんのインスピレーションをいただきました。大房さんには、心より感謝いたします。

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 メディアクリエィションワークショップで「何をつくるか」ですが、個人的にちょっと、今、考えていること(妄想)があります。「ipadで動く電子書籍アプリをつくったら面白いな」と思っているのです。

 もちろん、実現可能かどうかはわかりません。しらないよ、そんなの。だって、今日の朝、思いついたんだもん(笑)。「実現可能かどうか」じゃないんだよ、こういうのは「実現可能にする」んだよ。

 これができれば、少なくとも「僕は面白い(笑)」のです。きっと学生さんも「面白い」と思っていただけるし、世の中的にも「新しい」よねぇ。。。

  いろいろな方々のご協力を得ながら、実現したいな、と思っています。
  早速、情報収集してみまーす。

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■2010年6月8日 中原のTwitterでの発言

  • 22:14  ちなみに中原研究室は、僕の知る限り、今その手の悩みはないです(笑)。入試説明会では、大学院生もいますので、"ぶっちゃけ、どうなん?"と聞いて見てください(笑)。http://ow.ly/1VvOdRT 大学院ゼミも、ひとつ間違うと危ういです。RT @keiko_a: 建設的批判
  • 22:04  大学院ゼミも、ひとつ間違うと危ういです。上の学生が、上から目線で"こんなこともしらないの?、バカじゃないの?"的なコメントをしたり、下の学生が逆上したり。自戒をこめていいますが、そうならないような風土、ルールをどうつくるかは難問ですね。RT @keiko_a: 建設的批判
  • 21:54  RT @keiko_a: 本当にそう思う。批判する側の攻撃的で思いやりのない態度に萎縮することもあるし、受ける側の頑なな態度に切なくなることもある。自分も気をつけなければ。 RT 「批判する側」にも「知性」や「思いやり」が必要だし、「批判される側」にも「柔軟性」と「知性」が...
  • 20:13  最後、気合いいれて、いくどー!RT @tatthiy: たしかに長いですね(笑)RT @nakaharajun 今日は一日が長い。一日中、喋っている気がする(笑)。あとひとつ、8時から研究会。
  • 19:56  今日は一日が長い。一日中、喋っている気がする(笑)。あとひとつ、8時から研究会。
  • 19:43  新たな付加価値を生み出すような「建設的な批判」とは、「批判する側」と「批判される側」の双方が関与して生み出す「社会的現象」じゃないかな、と思った。「批判する側」にも「知性」や「思いやり」が必要だし、「批判される側」にも「柔軟性」と「知性」が必要だよなぁ、と思う。
  • 19:28  RT @yamyou 僕がこの論文で感銘を受けたのは「理解ステップ」で、学習には「分からない」(問題)があって、初めて分かるがあるということ。この「分からない」を見つけるのに、他者の批判が有効であること、だと思っています。だけど、授業で「分からない」の提供は難しい...
  • 19:08  大学院ゼミ。三宅なほみ先生の1986年の論文を読んでいます。Constructive interaction and the iterative process of understanding。「建設的相互作用」というコンセプトを提唱したことで、よく知られています。
  • 19:03  高橋先生、承知いたしました。ありがとうございます。ご連絡お待ちしております。RT @takaoyoshiaki: 中原先生、ご返信ありがとうございます。こちらの院生は井澤さんにとってインフォーマントになりうると思いますので、ご本人と相談の上、改めてご連絡させて頂きたいと思います。
  • 18:38  伊澤さんの海外英語文献の読み込み(http://ow.ly/1VwHQ)によると、M&Aの経験アプローチ研究は、病院のM&Aを扱った研究が多いらしい。病院M&A研究によると、外科医の組織コミットメントはきわめて低いらしい。
  • 18:34  高尾先生、はじめまして。素晴らしいご縁ですね(笑)。学生さん同士情報交換しながら、切磋琢磨し、よい研究ができるとよいですね。RT @takaoyoshiaki はじめまして。私の指導する首都大学ビジネススクールの社会人院生も、M&Aプロセスをテーマに修士論文を書く予定です。
  • 18:12  大学院・中原ゼミ。伊澤さん(M1)の研究発表。「従業員は、いかにM&Aを経験しているのか - 質的調査法を用いたM&A経験プロセスの研究」
  • 18:05  ないと思うんですよね、きっと、僕が今日思いついた言葉なので。今書いている本に、書きまーす。RT @rkazu96: 始めまして。棄てるリーダーシップ論大変興味を持って読ませて頂きました。よろしければ、上記の事が平易に書いてます本がありましたらご紹介頂ければ幸いです。
  • 17:53  RT @nakaharalab 今週の土曜日には学環の入試説明会があります。学環巡り(研究室ごとにだすブース)には中原研究室も出店しますので、興味がある方はぜひご来場ください。 http://ow.ly/1VvOd
  • 17:45  慶應大には、社会人と学生混合の勉強会「福沢諭吉記念文明塾」というのがあるとのこと。コンセプトが面白いですね。学生にとっては社会を知るきっかけになり、社会人にとってはふだんの生活や仕事を「異化」するきっかけになるのかも。http://www.fbj.keio.ac.jp/
  • 17:29  大学院中原ゼミ。吉村さん(M1)の研究発表。学校文化、教員の社会関係資本、リーダーシップ、同僚性、協働性、など。教育学に目配りしながらそれに浸らず、経営学と組織論の知見を、いかに学校に活かすことができるのか。
  • 14:59  何かひとつを為すのなら、何かをひとつを棄てる。しっかりと為すために、棄てる。時代遅れになったものをUnlearnする。組織学習論は「棄てるリーダーシップ」の重要性を教えてくれます。
  • 14:59  多様化するニーズにそれぞれ対応することを求められ、かつ、時代が不確実で誰もが自信を失い始めると、「やったらよいこと」が無限に提案され、議論が十分につくされないまま、「ポジティブリスト」に加えられます。一方リソースは「有限」ですから、長期的には職場は疲弊します。
  • 14:10  ディスカッション。組織の中で、Disruptive innovation(非連続なイノベーション)を生み出すためのキーワードには、Unlearn(学びほぐし)とShelter(既得権益や権力からのシェルター)がいるのではないだろうか。
  • 13:43  大学院授業「組織学習論」・・・組織学習論について、3本の英語文献を報告。「組織が学ぶ?」「個人が学ぶ?」「個人が学んで、組織が学ぶ?」・・・組織学習という概念は、研究の発展とともに常に揺れている、という話です。河野さん、菊池さん、吉村さんご発表。
  • 13:41  お昼は全学会議。嗚呼、ランチをとる暇もないのか・・・。
  • 13:40  蒋麗華さんと後藤さん(リクルートワークス研究所)来研。蒋さんのご著書「顧客創造1日15分メモ」について議論。多様な雇用形態の人々が、超多忙な現場で、どのように学び、成果をあげるのか。蒋さんには、一度日本教育工学会でご講演いただいた。あれから、もう5年か・・・早いですね。
  • 13:36  菅谷明子さん(@AkikoSugaya)来研。創造的組織における人々のコミュニケーションと創造。非常に膨大なデータを、どういう切り口で見せるとよいのかな、とディスカッションした。
  • 09:55  RT @tatthiy: blog更新ですー![書評]イノベーションの技法がちりばめられた教育プログラム!-東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた - tate-lab - 教育・学習について研究する院生のblog http://bit.ly/b69cgS
  • 09:54  割賦>Me too(泣)RT @iphone_55: RT 僕も欲しい。。でも割賦が残ってる。。物欲沸騰 [N] 「iPhone 4」6月24日発売! 厚さ9.3mm, 326px, A4, 500万画素カメラ, LEDフラッシュ, http://bit.ly/dyhgnu
  • 08:38  物欲沸騰 [N] 「iPhone 4」6月24日発売! 厚さ9.3mm, 326px, A4, 500万画素カメラ, LEDフラッシュ, HD動画 http://bit.ly/dyhgnu
  • 08:00  プロセス志向の質問 RT @mHigano: ブログ更新「質問会議とシャインの四種類の質問」 http://bit.ly/c0cVuN RT @tkanai1954: 学部学生対象にリーダーシップ開発RT http://ow.ly/1Sdm0 @Fumiyo_Seimiya
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■2010年6月7日 中原のTwitterでの発言

  • 15:20  上田先生、ボストンMITでもお元気そうですね! RT @tatthiy: RT @KeikoOnishi: 上田信行先生最新記事掲載!J Magazine 6月号 http://ow.ly/1UTBP
  • 13:44  研修評価ツールの設計会議。
  • 07:57  RT @ryuenhrmt: 教員以前に研究を支える事務や補佐の方々の維持に不安 RT 国立大学運営交付金の毎年1%削減と基礎研究維持:asahi.com:京大理学部SOS「このままでは教員削減」寄付募集中 - http://bit.ly/9AWvM7
  • 07:17  国立大学運営交付金の毎年1%削減と基礎研究維持:asahi.com(朝日新聞社):京大理学部SOS「このままでは教員削減」寄付募集中 - 社会 (66 users) http://bit.ly/9AWvM7
  • 07:15  ブログ更新(http://ow.ly/1UN5I)。昨日Tweetしたハンドブック(http://ow.ly/1UN5T)に加え、ワークプレイスラーニングのハンドブック(http://ow.ly/1UN64 )、が出たという話。一冊読むと、即、1冊。知の探求は甘くありません。
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投稿者 jun : 2010年6月 9日 16:36