銀座菊鮨、チームワーク、夕食、吟醸酒
先日、午前中、日比谷で会議があったため、前からいってみたかった「銀座 菊鮨」のランチにでかけた。場所は、帝国ホテルの横にあるビルの地下1F。
菊鮨(内幸町・土日祝休)
http://maps.google.co.jp/maps?q=%E5%8D%83%E4%BB%A3%E7%94%B0%E5%8C%BA%E5%86%85%E5%B9%B8%E7%94%BA1-1-7
ネタは新鮮、シャリは大きめ。にぎり8カン+巻物1本だけでお腹いっぱいになってしまう。これで1200円は明らかに安い。
また、クスリを飲まなければならない僕のために、自分の仕事を中断して、カウンター内から水をもってきてくれるなど、板さんは非常に優しかった。
あんまりいないけど、偉そうな人もいますよね、何がエライんだか知らないけどさ。あと、僕は個人的にイヤなのは、カウンター内で若手職人を怒鳴っている親方とかいるでしょ、あれ、見苦しい。客は、そういうところを見に来たんじゃないんですよね。できれば、あとで客の見てないところで指導すればいいのでは?と思います。
いずれにしても、菊鮨はそういうのとは無縁です。気持ちよく鮨をいただくことができました。
日比谷あたりでお腹をすかせたときにはおすすめです。
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漫画「医龍」を読んだ。協調学習/協同作業を研究するものとして、また多くの人たちと協同して研究を日々進めているものとして、下記の台詞は非常に印象深かった。
「チームとは、助け合い、かばい合うことじゃない。チームのメンバーにどれだけ貢献出来るかだ」
「チームワークとは「かけ算」である。0がひとりでもいると、0になる」
その通り!
思うに、コラボレーションをする際、「誰と一緒に組むか」で、パフォーマンスの6割は決まる。「どのようなルールで仕事を進め、何を共通の目的にするか」で、残りの3割が決まるように思う。あとの1割が、ディレクションか? ディレクションにできることって意外に少ない。
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今日の昼は、山菜そば。新潟の生そばをさっとゆで、山菜、とろろ、生なまごとあえる。成功。願わくば、とろろがもう少し「ゆるければよかった。ちょっと固い。
昨日の夜は、洋食だったので、今日は「和」にチャレンジ。でもね、ワタクシメ完全に敗退しました。
まず一皿目、ゆず豆腐を塩でいただく。しかし、ゆず豆腐を入手したはいいものの、どうも水切りが悪く、食べる寸前まで、水がでてくる始末。大失敗・・・どうすればいいんだろう?
二皿目、肉じゃが。出汁は昆布とかつおぶし。昆布を沸騰前にひきあげ、その後、かつおぶしを一瞬沸騰させる。その後、じゃがいも、人参、たまねぎを煮る。味付けはまぁまぁ成功。
しかし、この後が問題。どうにも人参とジャガイモの煮えるタイミングがズレてしまう。人参にもう少し味がしみてほしいのだが、これ以上やると、ジャガイモがカタチをなさなくなる、というトレードオフ関係に。おーい、何とかしてくれ、誰か助けてー。というわけで敗退しました。
三皿目。鶏肉のササミとサラダ。これは申し分なし。アタリマエだろっ、デパ地下で買ったんだから(笑)。
四皿目。だし巻き玉子。今日たまたまデパ地下で、「卵焼きフェア」をやっていて、ずーっと職人さんが「だし巻き」をやく様子を20分近くジーッと観察していた。それをそのまま再現したかったんだけど、大失敗。出汁を入れすぎて、やや緩い。味はまぁまぁいいんだけどねぇ。
料理は難しいねぇ。
いつか上達するときがくるんだろうか。
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それでも気をとりなおして、最近いただいた日本酒たちで夕食をいただく。日本酒は、何にでもあうよねぇ。大変おいしゅございました!
男山純米大吟醸(北海道)
http://www.alulu.com/lunvini/it2516.html
天領盃 大吟醸(新潟)
http://www.e-na.co.jp/tenryo/product/index.asp?prd_id=No04
それにしても、やはり僕はフルーティな吟醸酒が好きだねぇ。これをやると、なんだか、もうどうでもよくなってしまうね。いやぁ、この吟醸酒にあうような料理をつくれるようになりたいよ、僕は。
オチャケ、ありがとうございました。
・・・嗚呼、酔っぱらってる場合じゃねーな。
明日は仕事だ。来週は鼻血がでるほど忙しいぞ。
そして人生は続く。
投稿者 jun : 2006年5月14日 22:34