2002/09/02 先輩研究者の語り
8月31日、SIGLES(Special Interest Group of LEarning Science)が、都内某所で開催された。
http://www.nakahara-lab.net/lot/sigles.html
三宅先生のレクチャーは、2部構成だった。
第1部では三宅先生の研究生活を語っていただいた。
わずか2Kのメモリしかないコンピュータで分析をしていた時代。メールのアカウントを入手するのに奔走した結果、大企業の社長にしか配布できないと言われた時代。そんななか、学習研究はとどまることなく発展し続けてきた。
三宅先生の話を聞きながら、僕は、学習研究の先行研究を年代順にアマタの中に思い浮かべていた。シャンクがいた、タルヴィングがいた、ブランスフォードがいた。ブラウンは死の直前まで、自分の研究知見をまとめようとしていた。情報処理心理学を推進していたドナルド=ノーマンは実業界に華々しくデビューした。なぜかは知らないが、プロジェクトX的な感動を覚えた。
第2部は最新のCSCL研究のオーバビューだった。いくつか重要なキーワードを先生は紹介してくれたけど、その中でも「sustainable
community」は、今、まさに僕が、ヒソカに取りくんでいるテーマだった。なぜかは知らないけれど、嬉しかった。
三宅先生、ありがとうございました。次回も楽しみにしております。
ところで、その夜は、宇治橋ディレクター@NHK Educational、上田先生@甲南女子大学、中原ディレクター、要するにカミサン@NHK
Educationalと、渋谷のRe cue(利休)という店に飲みにいった。
上田先生は、その研究生活をプレイフルに語ってくれた
エンターテインメントの世界をめざしていた学部時代の上田先生が、セサミストリートに衝撃を受けた出来事。大学院留学、帰国後、行動主義アプローチの教育工学を、現場の先生にレクチャーしていた頃。NHKの2歳児研究会で、テレビ研究をしていた頃。ドウェックの動機理論に感銘をうけ、モティベーションのメタ理論を志向し、D論を書き上げた頃。そして、その延長上に位置尽くワークショップの各種実践。
みんなで非常に楽しい時間を過ごすことができた。これからの学習のキーワードは、「ハートにギアをいれようぜ」「アトリエ活動」「エンジニアリング」でしたね。また、こういうお題でまたプレイフルに飲みましょう。
閑話休題
それにしても、8月31日は不思議な日だった。
三宅先生、上田先生、ほぼ同時期に研究をこころざし、現在もドキドキするような研究をなさっている2名の先輩研究者の方々から貴重な話を聞けた。そして、その語りの多くを、僕はもっと知りたいと思った。
今、いくら情報技術が進展して、メモリが2Kから256MBにかわったヨノナカだとしても、外見はいくら変わろうとしても、文○科○省の政策はコロコロ、転げ落ちるように変わろうとも、「人間の学び」という最も基本的な行為に対するプリンシプルは変わることはない、そう思った。どれだけ時間がたっても、どれだけメディアが変わろうとも、学習は学習である。それ以上でも、以下でもない。
そういう先輩の語りから、僕は知りたい、学びたい。そして語り継ぎたい。
2002/09/03-10 近況
最近、日記を書くのをすっかりオサボリしていた。まとめて、9月3日から11日、今日までの近況を書こうと思う。
- 9月2日、9月3日
夏休みをもらって、おうちでシンナリと寝ていた。最近忙しかったせいか、どうも体調が悪かった。少し恢復した。
- 9月4日
各種事務作業。NIMEのメディア教材事業として、今年開発している英語・日本語リメディアルWBT教材の会議。ようやく、方針は決まった。ここまでくるまで長かった。が、非常に気になることが多々ある、懸案事項は残っている。その件に関して何度も確認しているのだが、はぐらかされている。迅速でブレない意志決定を現場は求めているのに・・・なんだかやり切れない。夜は、携帯電話のプロジェクトの件で、東京大学にて打ち合わせ。デザイナーの八重樫さん、プログラマーの久松さんと飲みにいく。帰宅後、就寝。深夜寝静まった頃に、ガバッと起きて、論文査読・・・トホホ終わらない。
- 9月5日
やっぱり事務作業。昼は、会議×2。ガシガシと出席する。夜は、LOT研究会なので東京大学へ。今回はデザイン特集だった。シナリオベースドデザインという概念に出会った。今まで自分がやっていたことが、こういう概念で表現できるのか、と感動。これが今日の嬉しかったことかな。
- 9月6日
滋賀大学で研究打ち合わせ。朝5時に起きて滋賀へ。午後4時に滋賀をでて東京へ戻る。午後8時から東京で会議。夜、社会人大学院本の執筆。
- 9月7日
ドイツ大使館に勤務する外交官の谷垣さん。カミサンの高校時代からの友達ですが、彼女が一時帰国するとのことで、中原宅でホームパーティをやりました。飲み過ぎた、飲み過ぎた。楽しかったです、またみなさん来てね。
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左の写真は、今回ドイツ大使館に勤務する谷垣さん。ホームパーティは彼女の無事な帰国を祝って催されました・・・これ大義名分。右はりえさん。 |
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左の写真は、ワタクシメ。右の写真は、ハマと小松くん。小松君は、途中からパーティに参加。 |
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今回のお料理は、デパチカで買ってきました。最近のデパチカはすごいねー、オイシイものがたくさんあるんです。 |
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- 9月8日
昨日は飲み、騒いでしまったので、一日シンナリとしていました。静かな休日。
- 9月9日
大阪大学で研究打ち合わせのため、大阪へ。指導教官の菅井先生、前迫先生にはお世話になりました。終了後、東京へ。夜更けは社会人大学院本の執筆。
- 9月10日
この日は、異常なほどの事務作業が予想された。なんだか夜にうなされて、朝3時に起きてしまった。寝ぼけマナコでコンピュータをつけると、MELLのオンラインワークショップシステムに障害発生。遠隔で東京大学のサーバを管理、設定変更。作業で結局6時までかかった。
そのあと、すぐにNIMEへ。午前7時、まだ誰もいない。ガシガシと書類を書いて、お昼。12時30分、日本総合研究所の高橋さんらと打ち合わせ開始。研究開発部会議遅れたため、出席できず。NIMEをでて某所へ。
そして人生は続く。
2002/09/12 グラウンド・ゼロ
昨日は、いわゆるセプテンバー・イレブンだった。もう一年間たってしまったのか、と思った。関係者にとってみれば、あっという間の一年だったことが予想される。
テレビでは、ビルの中を撮影していたカメラの映像を中心とした追悼番組をやっていた。
「空から人間の手やら足やらが降ってくるんだぜ」
そういう消防士のコトバが頭から離れなかった。彼は間違いなく、地獄を見た。
言語を絶する悲劇だった - この出来事を語るすべての、そうした三人称的な言葉が空虚に聞こえる。それは語り得ぬ出来事のように思える。少なくとも僕はそう感じる。
グラウンドゼロ - この世の果て
2002/09/15-17 シンガポールへ
静岡大学の堀田先生、東京大学の山内さん、鳴門教育大学大学院の山脇さんらと一緒に、シンガポールにきている。
個人的なシンガポールでの目的は、1)シンガポール教育省(National Institute of
Education)の教育工学部門の責任者からシンガポールのITマスタープランの実装状況を確認すること、2)シンガポール国立教育研究所に訪問し、e-Learningを使った教員養成の方策を検討すること、があった。
阪大で同窓生だったウィーさん@Swiss cottage secondary schoolや、AENプロジェクトでお世話になっているリムさんのおかげで、目的を何とか達成することができた。関係者にインタビューもできたし、資料も収集できた。満足、満足。皆様、ありがとうございました。
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シンガポール航空にてチャンギ国際空港へ。夜に到着。そのまま食事へ。左の写真、左から日本人学校の北先生、ウィーさん、山脇さん。右の写真は、堀田先生、富山大学大学院卒の呉くん。みんなで屋台でお食事。 |
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食事のあとは、マーライオン観光。マーライオンは長いあいだ工事をしていたらしく、この日が公開の日だった。ラッキーだ。次の日は、スイス・コテージ・中等学校(右写真)の学校訪問。ウィーさんの勤務校。ここで、シンガポール教育省の担当者から教育政策についてのディスカッション。ようやくミーティングが果たせた。今回、教育省との交渉は、僕が担当。途中何度か泣きそうになった。 |
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山内さん。ライカのデジカメを手に学校に向かう。右の写真は、シンガポール教育省とのディスカッションの様子。 |
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様々な教科でどのようにITを使用しているかをデモンストレーションしてくれた。左の写真は、音楽。右は物理の授業。 |
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左の写真は、国語の授業でのIT活用の事例。学生さんが物語をもとに、ゲームをつくったらしい。C++の開発環境上で、スラスラスラとプログラミングをする様子はびっくり。たぶん、日本だったら大学生でもできないはず。右は授業の様子。この日は、数学だった。ジオメトリー・スケッチ・パッドを利用した幾何の授業。びっくりしたのは、圧倒的な授業の進度の速さ。ちなみに、クラスは能力別にわけられている。学部時代、苅谷先生の授業で、「Discriminaniton
based one's abilityという言葉は英語にはない」と習ったことを思い出す。そうなんだ、それは差別なんかじゃない。 |
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左の写真が、シンガポールの算数の教科書。中身は、四谷大塚の数学の参考書風。スゴイ詰め込み教育だ。でも、詰め込み教育をする一方で、総合的な学習風のこともやっている。シンガポールの学校は、朝7時20分から開始され、午前中を徹底的に教科の勉強にあてる。先生は午前6時には投稿するらしい。午後は、リメディアル教育をやったり、テーマ学習みたいなことをやっている。左の写真は、水曜日に実施されているコンピュータクラブで使われているもの。マイクロマウス、レゴなどを使った課外活動が行われている。 |
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左の写真は、山内さんとリムさん@ECC division,
NIE(National Institute of Education)。リムさんは、今回のNIEの訪問を快諾してくれた、また、いろいろ案内してくれた。感謝。NIEは、大学を卒業して中学校・高校の先生になろうとする人が通う1年間のPost
secondary diploma programと、高校を卒業して小学校の先生になろうとする人が通う2年間のdiploma
prpgram、学士号がとれるBachelorプログラムを提供している、研究・教育機関。このほかにも教師のリカレント教育や、教育の修士号・博士号授与を行っている。また最近では、多くのコースをe-Learningで行おうともしてる。ちょうど、日本でいうならば、国立教育政策研究所+教員養成系大学+元・国立教育会館みたいな感じだろうか。右の写真は、NIEのとにかく広大なキャンパス。本当にびっくりするくらい広いから・・・。 |
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NIEの学生は、結構勉強しなくてはならないらしい。少なくとも、週に10時間から12時間程度、アサインメントをこなすために、勉強する必要がある。あまり多いとは言えないのかもしれないが、日本の学生に比べれば格段の違い。堀田先生曰く、日本の学生ならば、1年間で10時間勉強すればよいほうだろうな、とのこと。非常にハンセイする必要があると思う。Back
to basics!、もちろん、ハンセイすべきは学生だけじゃない。 |
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ラッフルズホテルにて。ラッフルズホテルはシンガポールで最高級のホテル。一日の仕事を終え、ここでハイ・ティなどたしなんでみた。周知のとおり、ラッフルズホテルはシンガポールスリング発祥の地。右の写真に見えるのがシンガポールスリング。とても甘かった。ちなみに、ここには山内さんと一緒にいったんだけど、男だけでここにきているのは、我々だけだった・・・。 |
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シンガポールははじめての訪問だった。わずか数日の訪問だったが、この国に関してはいろいろなことを考えさせられた。もちろん手放しですべてを喝采する気は毛頭ない。でも、総じて僕は、この国がとても好きだ。なんの違和感もなく暮らせる気がする。政治的に、少し危険な香りを漂わせる国だな、とは思う。でも、そのこと以上に、この国をとても羨ましく思った。
国全体が何だか、とても合理的で、とても意志決定が俊敏で潔く、若いエネルギーに満ちみちている。先日あった教頭先生は30歳後半だった。NIEのディレクターは、40歳だった。みんな明るくエネルギーに満ちていた。話に説得力があった。
否、人間は年をとっただけでは老いることはない、そういった老詩人の言葉を思い出す。年齢の問題ではない。ストラテジックな思考とインプリメンテーションの迅速さを発揮できるかどうかは、百歩譲っても年齢だけの問題じゃない。
僕らは何に渇いているのか。
2002/09/18 ランドリー
今、僕は高度10400メートルで北に飛んでいる。もちろん、僕が自分で飛んでいるワケじゃない。シンガポールから台北に向かう飛行機の中で、この日記を書いている。日記がアップロードされるのは、少しあとのことになるんだろうと思うけれど。
不思議な映画を見た。窪塚洋介と小雪が主演をつとめる「ランドリー」という映画だ。この映画関係者に便所スリッパで殴られることを覚悟しつつ、この映画のあらすじをまとめるならば、こういうことになるだろう。
コインランドリーで仕事をしているテル(窪塚くん)が、恋愛に破れて衝動的に万引きをしてしまう小雪に、ひょんなことから出会い、一緒に暮らすようになるんだけど、幸せは長く続かず・・・小雪はふとしたきっかけで万引きをやってしまいプリズンへいくんだけど、最後は土手で結婚する物語。
うーん、わからん。いわゆるヤマナシ系、アンチ・ハリウッド系の映画だった。主張とかをオチとかを求めてはだめなんだろう。正直にいうと、最初から最後まで、あらすじには興味はわかなかった。そういう意味では、成功なのかもしれない。
・・・とにかく小雪が綺麗だった。今日の日記もヤマナシ系。
2002/09/18-23 台北
台北にきた。台北からは、東京大学社会情報研究所の劉さん、大阪市立大学の木原先生と合流した。
台北での目的は、台湾の国立政治大学、公共電視台で実施されているメディアリテラシー教育の現状を把握し、関係者とのヒアリング・ディスカッションを行うことにある。台北での視察では、国立政治大学のソフィア・ウー先生、ほかメディアリテラシー研究センターの院生・助手の方々に大変お世話になった。また、東京大学社会情報研究所の劉さんには、通訳で大変お世話になった。この場を借りて、感謝致します。
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国立政治大学を訪れる。学長補佐のマイケル先生にあい、その後、ソフィア先生のいる伝播学院(コミュニケーション学部)へ。左の写真は堀田先生、山脇先生。右の写真は劉さん。 |
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メディアリテラシー教育に関する公開研究会に参加。高等教育におけるメディアリテラシー教育の現状に関する情報交換。文化背景もメディア産業の現状が異なっているため、台湾と日本のメディアリテラシー教育は相当に違う。左の写真は、ソフィア先生。ソフィア先生のところでは、メディアリテラシー教育のe-Learningも開発されている。 |
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とある山奥の小学校でメディアリテラシー教育の授業を観察させていただいた。これはコマーシャリズムに関する6年生の授業の様子。コドモたちは、テレビショッピングの様子を演じている。 |
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左の写真は、大阪市立大学の木原先生。右の写真は2年生の授業の様子。キャラクターを自分でつくり、紙芝居で物語を表現する授業。 |
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ソフィア先生と共同してメディアリテラシーに関するテレビ番組「甘くみないで」を制作しているPTS(公共電視台)へ。台湾のNHK。ディレクター、プロデューサ、研究者でディスカッション。スタジオの視察。「あまくみないで」に関連して、PTSでは、VCD教材やゲーム、教師用のマニュアル書など、各種のリソースも開発している。マンパワーは限られているのに、すごい。これから評価研究も進めるとのこと。テレビ番組とインターネットなどの様々なリソースを組み合わせた学習環境の評価は最近僕のマイブームなので、大いに興味がわいた。 |
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台湾でメディアリテラシー教育が叫ばれる理由。それは、台湾が世界で一番ケーブルテレビが発達した国であり、テレビ局間の競争が激しく、番組が俗悪化していることによる。
1993年、有線電視法によって、それまで非合法だったケーブルテレビが合法化し、現在、その100をこえている。ものすごい競争の結果、番組がどんどんと俗悪化し、猥褻で、暴力的なものになっていった。台湾では、それに抵抗するための手段としてメディアリテラシーが位置づけられているようだ。この点は、日本と決定的に異なる点である。
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今回の視察は、個人的にいろいろな目的があった。そしてそのすべての目的は達成された。これは同行させていただいた先生方、ホストしてくださった先生方のおかげである。重ねて感謝致します。
アジアの国々は、様々な矛盾を抱えながらも、今ある教育問題を解決するため邁進している。日本の教育だって負けちゃいられない。葛藤のあるところに変革がある。教育の変革の胎動をとめてはいけない。非力ではあるけれども、教育工学のかけだしの研究者として、僕はこれから何をするべきなのか、どんな貢献が可能なのか。部屋に戻ってシャワーをあび、そんなことをしばらく考えてゐた。
2002/09/26 学校教育学コースOFF会
先日、東京大学 教育学部 学校教育学コースの同窓会が開かれた。たまに、メーリングリストでコミュニケーションするメンバーと、久しぶりに出会えて楽しかった。
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4年間、同じクラスだった土屋くん。先日、転職し、今はコンサルタントとして頑張っているらしい。左は鈴木さん。同じくコンサルタント。そういえば、僕は当時ジャイアンと呼ばれていた・・・久しぶりに思い出した。なんでジャイアンなんだ? |
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同窓会にはカミサン(左写真の一番左)も飛び入り参加。左写真中央から右にむかって、鈴木さん、鈴木さんのダブル鈴木。中央の鈴木さんは、今秋に結婚。おめでとう!右写真はコバヤン@東京大学大学院、一人見えなくて、一番右が高島屋の洋菓子売り場で今日もはたらく松田君。 |
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あの頃、よく飲んだなーという話になった。考えてみれば、本郷の白糸とかチムニーとかには、週2から3くらいは確実に通ってた。当時、僕らは研究会を自主的につくって、結構勉強していた。研究会も楽しかったけれど、そのあとの飲み会が楽しかった。バイト代はすべて飲み代に消えた。松田大先生、あれから5年たっても、とばしています。大丈夫か? |
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左写真はコンサルタントをやっている窪田君と、松田大先生。超ハイテンション。でも・・・30分後には、松田大先生撃沈。 |
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今度は、中原の自宅でパーティをすることになった。何にもおもてなしは、できないけれど、あの頃の雰囲気にまた浸ることはできるだろう。なんかツマミを買ってきてくれ、また逢う日を楽しみにしています。 |